300万円以下の戸建はどこで買えるのか? 過去10年の推移
前回の記事、「300万円以下の戸建はどこで買えるのか? 全国版」の続きです。
2019年の取引件数ランキングでは、大阪勢(東大阪市、松原市、枚方市)が上位に多く見られました。
ただ、データ件数は1年分と少なく、偏っていた可能性もあります。
そこで今回は、過去10年分の取引件数推移を見たいと思います。
300万円以下の戸建はどこで買えるのか? ~過去10年の推移~
やりたいこと
前回と同じですが、過去10年分のデータを使います。
2010年~2019年の不動産取引実績を元に、300万円以下の戸建はどこで買えるのか、について可視化します。対象は宅地(建物と土地)に絞り込み、マンション・土地のみ・店舗・倉庫・農地等は除外します。
使用データ
- 土地総合情報システムから出力したCSVファイル
- 出力条件
- 2010年~2019年(10年分)
- 全国
- 絞り込み条件
- 種類:宅地(土地と建物)
- 用途:住宅
可視化に使用したツール
前回同様、Tableau Softwareが提供するBIツール、Tableau Public(無償版)を使用します。
都道府県ランキング
過去10年の取引件数を積み上げを、都道府県別にランキング表示してみました。
やはり大阪の件数は多かったですが、北海道がダントツですね(^^;)
ん!?、全国的に年々、取引件数が増えてきている気がしますね。
ということで、年別の全国取扱件数の推移を作成しました。
2010年(3,555件)⇒2019年(5,201件)で32%件数が増加していました。
300万円以下の縛りをなくした全価格帯の件数推移も作成してみました。
空き家増加に伴い、全体件数は右肩上がりだろうと思っていましたが、意外に横ばいでした。
市区町村別、過去10年の推移
まずは、大阪から
東大阪市は毎年コンスタントに件数多い事が分かります。(^^;)
次は、福岡県
土地勘ないですが、北九州市に集中していますね。
次は、富山県
こちらも土地勘ないです(^^;)
まとめ
過去10年分の取引件数となるとデータに厚みが出てきますね。
今回はやっていないですが、10年分のデータを地図上にプロットして分布状況を見てみると面白そうです(^^)
PC画面での操作はこちらのリンクから↓ https://public.tableau.com/views/_10_300/__?:display_count=y&publish=yes&:origin=viz_share_link
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